認知症になると、あらゆる面で生活への影響が大きいので、老後のQOLを維持するため、全力で認知症予防したいと思います。
2019年にWHO(世界保健機関)が、認知機能低下及び認知症のリスク低減のためのガイドラインを発表
原文はこちら、株式会社日本総合研究所が邦訳を作成しています。
認知症のリスクには以下のようなものがあり、それぞれ対策があります。
リスク | 対策 |
---|---|
身体活動 | 定期的に体を動かす |
禁煙 | いわずもがなですね |
栄養バランスの良い食事 | 糖質はできる限り減らした方がいいようです |
アルコールの減量 | 1日当たりアルコール換算で20グラム以内にする |
社会活動 | 地域のコミュニティーに参加するのがおすすめ |
体重管理 | BMI 25未満を目指す |
高血圧の管理 | 中年期の高血圧が将来の認知症のリスクなので、中年期からの血圧管理が重要 |
糖尿病の管理 | バランスの良い食事と定期的な運動が糖尿病の予防になるそうです |
脂質異常症の管理 | 悪玉コレステロール対策は、バランスの良い食事と定期的な運動が一番 |
うつ病への対応 | 積極的休養と質の良い睡眠がうつ病対策になるそうです |
難聴の管理 | 難聴によるコミュニケーションの低下が孤立を生み、認知症のリスクになるそうです。ゆっくり進行するので気づきにくいそうです |
- バランスの良い食事と定期的な運動がほぼ全てのリスクをへらしてくれると言うことです。
- アルコールの減量、1日アルコール換算で20グラム以内、ビールだと中瓶、ワインだとグラス2杯。1日の酒量をこれ以内におさめることを決心しました。
- 難聴は自分では気づきにくいそうです。兆候が出ているのに気づいてないかも知れません。補聴器を取り扱っている眼鏡屋で調べてくれると思いますので、調べてもらおう。
民間の認知症保険
たとえ備えていてもなる時にはなります。保険会社のHPで認知症保険の見積をしてみました。
一例です。
月額保険料:671円(50歳から払い、75歳で要介護と認定されると仮定した場合、25年間の保険料は約20万円。掛け捨てです。)
一時金支給額:100万円(所定の認知症で要介護度1以上に認定されたとき)
同HPによると高齢者の5人に1人が認知症を発症するということなので、支払保険料20万円x5分の1、期待値は100万円です。外した方がうれしいギャンブルとしては悪くないかも知れません。
介護を開始するときには家の改修費や、施設への入居費など一時的に出費があるので、助かるはずです。
注意点
給付金が支払われる条件は複雑になっていますし、認知症で要介護認定を受ける状態になった場合、認知症保険に入っていることを覚えていない可能性があります。認知症保険に入る前には、必ずご家族または信頼できる方に相談すべきです。