生活 老後

歯科は患者の変化に気づいていて、家族にそれを伝えたいと思っている

歯科検診を受けない理由はありません。でも、自分だけでなく、ご両親にも歯科検診を受けてもらいましょう。

まず、歯科検診を受けるメリットです。歯を失ったときの治療費用や、歯を失うことによる影響をから計算すると歯1本の価値は100万円と言われているそうです。歯科検診は1回あたり3500円くらいなので、毎月歯科検診を受けたとしても、50年で200万円です。これだけでも歯科検診を受けない理由はありません。

でも、自分だけでなくご両親にも歯科検診に通っているか、聞いてください。通っていなければ、歯科検診を受けるよう説得しましょう。そして、

両親のかかりつけの歯科を訪れて、歯科医さんと歯科衛生士さんと両親のことについて話しましょう。可能な限り同じ歯科で定期的に検診を受けるようにすしましょう。

歯科医と歯科衛生士さんは、定期的に歯をみているので小さな変化に気づいていただけます。

私の母も毎月歯科検診に通っていましたが、急に歯磨きが上手にできなくなっていました。歯科衛生士さんはそれを家族に伝えたいと思っていたのに機会がなく、たまたま訪れた私にそのことを伝えてくださいました。

でもそれからあっといまに歯が抜けていきました。認知症が始まっていて歯磨きができなくなっていたのです。私が歯科で話を聞く機会を作っていたら、母の変化について教えてもらって、認知症の診察を受けることを勧めることができたかも知れません。それにより認知症の進行を遅らせることができたかも知れません。

-生活, 老後