私は社労士や行政書士の勉強をしてきました。なのに、どうして電気工事士なんだろうと考えたところ、思い当たりました。昔から図面が書きたかったのです。電気工事士も図面を見て作業をする仕事なので、気になったのだと思います。
配線図を書けるようになろう!
日本にはJW_CADという無料で使えるCADソフトがあることは知っていました。無料なので何度かパソコンにインストールして触ってみたことはあるのですが、歯が立ちませんでした。あまりに歯が立たなくて、ほとんどトラウマになっています。
せっかく、電気工事士の勉強をしているので、行きかけの駄賃で、JW_CADの初歩的な操作法を覚えてやろうと思いました。思い立ったが吉日、Kindle Unlimitedで探してみましたが、いいのがありません。ネットで情報収集すると、電気工事士のためのJW_CADの本があるようなので、週末に買ってきました。
Amazonで買おうか迷ったのですが、安い物じゃないので、中を見てから買いたいな、同じ目的でもっと合う本があるかも知れないしと思い書店に行きました。電気工事士向けのJW_CAD入門の本は他になかったので当初思っていたこの本を買いました。
これまでも職場で席替え担当に指名されたときなど、パワーポイントでさくっと図面を作ったことはありました。普段手足のように使いこなしているソフトウェアなので多少面倒くさいことはあっても、ストレスなく描くことができます。
が、JW_CADではそうは行きません。こうできるはずだ、というところにその操作をするボタンがありません。超ストレスです。私はマイクロソフトにすっかり慣れきってしまっているのでしょう。
3500円もする本を無駄にすることはできないので、紙面を見ながらステップごとに進めていきました。
課題を半分ぐらいすすんだところで、自転車にはじめて乗れたときのような気分を味わうことができました。思ったところに線が引けるし、線と線を接続できる。配線図に使うパーツを追加し、パーツとパーツをつなぐことができます。
HOZANのYoutubeで複線図をホワイトボードに書いていました。時間がかかりすぎるので、JW_CADで複線図を書くのは断念して、ダイソーでA4サイズのホワイトボードを買ってきました。
JW_CADの練習は続けるつもりです。最終的にはホワイトボードに手書きで書くのと同じくらいの手間で描くことができるようになりたいと思っています。