年金

年金はいくらもらえるのか

年金手帳は令和3年度末で廃止されます。

公的年金の仕組み

年金について知ることが最初の一歩です。

公的年金は基本的には2階建ての構造になっています。

全ての国民が加入する国民年金を基礎とし、サラリーマンや公務員が加入する厚生年金がその上にのっかるイメージです。

自営業の方は厚生年金に加入することはできませんが、国民年金だけでは心もとないいうことで、付加年金、国民年金基金、個人型確定拠出年金に加入し保険料を支払うことで、将来もらうことができる年金の額を増やすことができます。国民年金だけだと満額で年額780,900円ですが平均の月額は5万円台です。

厚生年金は、加入した期間と支払った保険料の額にしたがって年金を受けとることになります。平均月額は14万円程度。

将来もらうことができる正確な年金額を知る方法

毎年誕生月にねんきん定期便というはがきが届きます。そして、35歳、45歳、59歳の節目の年には、年金見込額のお知らせがついた特別号が封書で届きます。

見てもよくわからないし、年金ってまだまだずっと先だしという感じで、多くの方はちらっと見てしまい込むか、捨ててしまってるかもしれませんね。しかし、自分の年金について意識することは老後について考える第一歩です。

ここはぜひ、マイナンバーカードを取得した上で、ねんきんネットに登録してください。いつでも年金に関する情報を見ることができます。

ねんきんネットとは

日本年金機構 ねんきんネット
日本年金機構のねんきんネット

ねんきんネットは日本年金機構が運用するサイトで、登録すれば自分の年金についての情報をいつでも見ることができます。自分がもらえる年金について意識を高めるためにも、このサイトにユーザー登録をして自分の年金についてたくさんのことを知りましょう。

将来の年金額を試算するページでは、現在の給与で60歳まで働き続けた場合、いくらもらえるのかが簡単にシミュレーションできます。

少ないなぁ、と思われたと思います。ここからがスタートです。今感じた不安な気持ちを忘れずに、将来のことを考えていきましょう。

では、次の記事でねんきんネットへの登録方法を説明します。

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