受験までにやったこと
最低限の部材を買って単位作業を練習
本当なら、公表されている候補問題をやるためのキットを買って、くり返し練習するべきだと思います。前の記事にも書いたように、練習すれば道具が手になじみます。でも、高いんですよ。Amazonで18,500円・・・ケチりました。
道具は入手しました。そして、部品とケーブルをつなげる単位作業だけは、手を動かしておくべきだと思い、コーナンPROで以下の部材を購入。合わせて3000円くらいでした。
・ランプレセプタクル
・コンセント
・VVF 1.6-2C
・リングスリーブ(小)
・連用取り付け枠
・差し込みコネクタ(2口、3口、4口)
・VVR(細いのは売ってなかったので、太いのを購入)
VVFケーブルの被覆をむいて、接続するという作業を、くり返し練習しました。
VVRを電工ナイフで剥く練習をするために、VVRケーブルも買おうと思ったのですが、売ってませんでした。VVR2ミリは、電工試験専用だとか。仕方が無いのでコーナンで売っていた太いVVRケーブルを購入。電工ナイフで剥いてみましたが、簡単ではないですね。これが本番に出たら時間がかかってしまいます。10回くらい剥いてみましたが、速くなりません。ヤバいかも知れません。
複線図は、くりかえし描いた
公表されている候補問題は13問。複線図をくり返し書いて、間違えた問題は何を間違えたか腹落ちするまで考えました。
プロの電気工事士の方のYoutubeをみると、複線図を書くのに5分かかる。書かずに作業できたら、5分が節約できるというかたもいましたが、早々にギブアップ。複線図は書くことにします。
筆記試験が終わって自己採点で合格を確信してから、Youtubeを見始めて、実技試験の前日までくり返し複線図を書きながらイメージトレーニングしました。各問、10回くらいは複線図を書きました。Youtubeに解説動画がたくさんあるので、いろいろ見ました。勉強しやすい時代になったものですね。
複線図を書くのには、Frixionの4色ボールペンが一番良かったです。でも、インクがすぐなくなるんですよね。
ケーブルは何ミリで切るか
ケーブルを何ミリで切るかを、複線図に書き込みます。指定された長さに加えて、接続のための長さを足してケーブルを切ります。
ボックスで接続するときは100ミリ、コンセント&スイッチも100ミリ。ランプセレプタクルは45ミリ、露出形コンセントは35ミリ、端子台は50ミリ。
心線をむくのは、リングスリーブは20ミリ、その他はインジケーターに合わせる。
これを計算に入れてそれぞれケーブルを切る長さを決めます。それぞれを合計して、支給されたケーブルで足りるかをチェックすると、複線図が正しく書けているかどうかのチェックになりますが、13問x10回も書いていると、これに5分くらいかかるのが分かったので本番では省略することにしました。
その代わり、思うがままに書いても、ケーブルの長さが正しく書くことができるようになるまでくり返しました。ここまでくるのに10回かかりました。
試験当日
ずいぶん早く出発
資格試験には2種類あり、長時間の(ランチを挟む)ものと、短時間のものがあります。電気工事士試験は40分です。準備時間を含めても2時間くらいなのでランチは挟みません。私は、資格試験でランチを挟むときは、おいしいランチを食べることにしています。疲れた脳から疲労を取り除くために、ビールを一杯、のみます。でも、今回は、ランチを挟まないので、車で行くことにしました。
試験会場の近くに巨大な駐車場を持つ施設があったので、そこに車を止めて、10:40の入場時間の2時間前の9時に到着。余裕がありすぎて、蚊に刺されてしまいました。虫除けは持参した方がいいですね。日陰は涼しいですが、蚊がいます。
自習ができる場所が開放されたので、そこで試験会場への入場時間ギリギリまで最後の勉強をしました。時間にはできる限り余裕を持っていった方がいいですね。
あせりました。時間がぜんぜん足りない、、、
試験開始までは余裕がありましたが、実技試験が始まってからは、時間はまったく足りませんでした。
複線図は予定どおり、5分で描けました。ケーブルをカットして、単位作業を終わった時点で、20分。よしよし、予想よりいい感じです。
ふと隣を見ると、もう終わってる!これはヤバいのでは?少し動揺したのだと思います。
あとはリングスリーブと接続コネクタで接続するだけ。着実にやっていけば、、、、思った時には残り時間10分。スピードアップしないと。
バタバタして何とか終わった!と思ったら残り1分以下。見直しする余裕もありませんでした。
次回挑戦するときは、練習用部材を買って練習します
今回は、候補問題No2というシンプルな問題だったので、ギリギリ時間が間に合ったと思います。やはり、実際の部材を使ってくり返し練習すべきでした。手数の多い問題にあたっていれば、時間が足らなかったと思います。
電気工事士試験の実技試験は欠陥事項にあたる部分があると、一発アウトで不合格になるのですが今の時点では、自分で欠陥事項は認識していません。ですので合否は結果発表を待つしかありません。ちゃんとできているかどうか見返す時間もありませんでした。
隣の人が同じ課題を私の約半分の時間で完成していたことを考えると私には練習が足りてなかったのだとおもいます。今回不合格なら、次回の筆記試験免除で、確実に合格したいと思います。練習用部材を買い、20分で完了できるまでトレーニングします。