世の中にはクラウドストレージはたくさんあれど
Onedrive, iCloud、Googleドライブ、Dropbox、世の中にはたくさんのクラウドストレージがあります。
私の場合全てのデータをおさめるには、写真に1TB、自炊した本のデータに500GB、データに200GB程度が必要ですが、この場合、他のクラウドストレージでは年間2万円くらいかかる感じです。
pcloudというサービスを発見しました。スイスの会社が運用する、買い切り型のクラウドストレージです。400ドルで2TBを一度購入すれば、生涯、つまり契約者が死ぬか運営会社がなくなるかまで使えるサービスです。
買い切り型のクラウドストレージ
400ドル、43800円をAppleStoreで払い2TBを購入しました。OnedriveまたはGoogleドライブの単価で換算すると、単純に計算したら2年間使えれば、元が取れる金額です。
51歳、あと30年生きるとすれば、丸儲けです。とりあえず、pCloudの2TBに保存したいデータの全てを集約することにしました。
すごくいい、いや最高か
使ってみた印象ですが、Windows用のフォルダ同期アプリが遅く、1TBの更新に2ヶ月かかることですが、ブラウザーでアップロードすると一晩で数十ギガバイト転送できることを発見しました。ちまちまとデータをアップロードして行ってます。
自分のデータの全てがオンラインストレージにあることの快適さは、すごいです。私に関するデータの全てが一カ所にまとまっているのです。
終活にもってこいではないかと思いました。
pCloudで終活してみた
写真、書類、自炊PDF 、MP3データ等、1TB超のデータを一カ所に集約しました。データ転送に2週間位かかりました。
pCloudのパスワードを書いて残し、ルートフォルダにREADMEをおいて説明することで、私が明日、突然死しても残った家族が困らない情報を伝えることができます。つまり、終活です。pCloudは終活に適したツールだと思います。
私に関するデジタルデータが一カ所にあるということがこれだけ快適だということを実感しました。pCloudが倒産して使えなくなることがリスクですが、それさえなければ最高のクラウドストレージだとおもいます。興味があればpCloudで検索して、お試しください。
デジタル終活
デジタル終活のゴールは、クラウドストレージに必要なデータと、1.遺族に残すもの、2.死亡と同時に廃棄するものに分け、きっちり残すことと思います。pCloudでそれが実現できるのと思っています。これをしないまま死んでしまうと、残った家族は大変苦労します。
自分が死ぬ前にこれらの情報をきっちり整理して伝えること、それに備えることが大切だと思います。